衆院選 | 2012年12月

選挙が終わりましたね。

私の周りのみなさん、自民の圧勝にがっかりされているかたが多い印象です。私自身は地元選挙区における影響力等にはまったく期待しておらず、今回の開票結果に驚きもがっかりもしていません。

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■憲法第9条は偉大
自民へのいちばんの不安は外交。『不法占拠』とはっきり記述したのは自民ただ一党。自民を除くどの党も「尖閣・竹島」について一切触れていなかったのに。言い切れないんですよ、はっきり証明できないからこそあの問題が起こってるわけで。要するにこれまで条約等できっちりしばってなかったことが原因なんです。今の情勢で、あんな岩守る必要はない。お願いだから中国や韓国とドンパチするような結果だけは生んでくれるな、と、そう強く祈っている次第です。憲法第9条は偉大なんだ。武力行使しないなんてジョン・レノンみたいでカッコいいじゃないか。国防だの自衛隊予算増額だの言ってないで、まずは公職選挙法から変えていただき、10代にも平等な政治を。

■議員のみなさんに強く望むこと
当確された議員のみなさん、正確に間違わなくてけっこうですから大雑把でも正しい方向に向かってください。

ディテールの違いで党があんなに分散したのは、はじめての経験でした。有識者であるあなたがたは、人々を引っ張っていく必要があるのです。TPPにしても、原発の問題にしても、大まかにはひとつの方向にまとまれそうではありませんか。いまこそ、団結するときなのです。いがみ合いをしている暇はないのです。どうかお願いですから、これ以上この国を混乱させるようなことはありませんよう。

■違憲について
2つの弁護士グループが区割りに問題を抱えたまま突入した今回の参院選について一斉提訴をした模様。
2009年の参院選について「違憲状態」として判決が下っているため、これが正式に受理されると早ければ春先に再選挙とな?可能性もあるそうです。

■ちなみに
ちなみに報道は「脱『脱原発』」なんて煽ってますが、実際には自民党のマニフェストに次のようにあります。「原子力に依存しなくても良い経済・社会構造の確立を目指します。そのため、当面の最優先課題として、3年間、再生可能エネルギーの最大限の導入、省エネの最大限の推進を図ります。原子力発電所の再稼働の可否については、順次判断し、全ての原発について3年以内の結論を目指します」。その他のどの政党も30年計画、最短の政党でも「10年後」と申しているので、実際には言い方が違うだけで対処にあまり変わりはなさそうです。

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