江部賢一先生が12月24日にご逝去されたとのこと。
Facebookフレンドの投稿で知ったのだが、正直なところまだ実感が湧かない。電話でもかけようものならいつものほやーっとした優しい声で「ひさしぶり〜元気ぃ?」と応えてくれるんじゃないだろうか? 来年2016年2月のライブに遊びに行くつもりだったのでそこで再会できるものだと思っていたのに、自分と言えばまたぼんやりと時間を過ごしてしまったようだ。
江部先生とはヤマハを通じて様々なお仕事をさせていただいたのだけれど、思い出深いのは2012年に『ぷりんと楽譜』というサービスへ配信データの提供者としてご参画いただいたこと。質の高いアレンジと根っからの優しさあふれる弾きやすく読みやすい楽譜で「いいものは売れる」という僕の想いを見事に現実にしてくださった。秋頃に投入されたデータはみるみる売れていき他の出版社やCPさんを抑えてその年の売り上げ1位を記録した。
レコーディングを依頼したら納品データにセミの声や時計の針の音が入っていて、エンジニアの人と苦心して対処したのだけど、結果として夏を感じる玉手箱みたいな円盤になっちゃったもんで音楽プロデューサーに大騒ぎされてめちゃくちゃ怒られたんだよね。今となっては笑い話だしイイ思い出です。
ヤマハを退職したときにはいちばんにメールをくださったのに、自分がしたのは不義理ばかりで本当に申し訳ないし悔やまれる思いです。
ご逝去の報に接し心より哀悼の意を申し上げます。これまでありがとうございました。ゆっくりおやすみください。
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