ビジネスや友人との社交のシーンにおいて、相手に印象をもってもらうことはとても大切だ。特に、プレゼンテーターである場合、壇上を降りたらそれで終わるのは危険だ。周囲に十分に気を使う必要がある。
(この人、誰だっけ?)「ようこそ、ありがとうございます」。
こうして会釈で終えるパターンは最悪だ。なぜなら、次のような可能性があるからだ。
このような場合、次のような会話にするのがよい。
「ようこそ、どこかでお会いしましたっけ?」
こうすると相手は返答ができる。
基本的なポイントとして、人は誰しも緊張しながら、話しかけられるのを待っている。話しかけてくる人は稀だし、こういうときに知人だけに絡んで終わりにするのはせっかくの人脈を拡げるチャンスを不意にしかねない。
重要なのは隙のない会話をしないこと。会話を一方的に打ち切らないこと。常に相手がなにかを表現できるスペース(隙間)を用意して差し上げ、あたかも聞き役に回るかのように会話を進められるとよいだろう。
コミュニケーションがウマくいかない理由は様々だ。しかし、理由のひとつを気がつかないうちに自分自身で引き込んでしまっていることがある。コミュニケーションに悩んでいる人はぜひ実践してみて欲しい。
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